糖尿病の取り組み

厚生労働省が平成28年度に実施した国民健康・栄養調査によると、成人の5人に1人が糖尿病または予備群という時代に入り、糖尿病患者は年々増加傾向にあります。また糖尿病の症状である高血糖はあまり症状がないことが多く、安易に放置しておくと腎臓病や最悪目が見えなくなる網膜症の併発や、心臓や脳などの生きる為に必要な臓器にダメージを与える合併症がついてまわります。
当院では毎月、糖尿病喫茶や糖尿病教室を開催したり、毎年11月の世界糖尿病デーにあわせて糖尿病デーイベントを院内で開催し、糖尿病重症化予防への取り組みや糖尿病に関する啓発活動を行っております。

糖尿病委員会の紹介

 

医師、看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士、事務員の院内の多職種で構成される委員会です。糖尿病に対する啓発活動や糖尿病教室、糖尿病喫茶などの企画・運営や、糖尿病教育入院クリニカルパスの作成を行っています。

糖尿病のお知らせ・豆知識

新型コロナウイルス感染症流行のため、現在糖尿病教室や啓発イベントの開催を中止しております。そこで糖尿病についての知識や新しい情報についてこちらに掲載しております。この内容が皆様の生活に役立てばと思います。

糖尿病教育入院パス

医師、看護師、薬剤師、管理栄養士などの多くの職種が携わり、インスリン注射の正しい打ち方や適正な食事量についてご理解いただけるようになっています。入院中には患者さんご自身でも血糖測定や歩数計で1日の運動量を把握していただき、退院後の療養に役立ててもらっております。また地域のかかりつけ医と連携し、普段の治療や検査、お薬はかかりつけ医に受診していただき、大きな検査や入院が必要となった場合に当院で治療いただける取り組みを行っています。

糖尿病教室

医師、看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士が毎回異なるテーマで、糖尿病について理解を深めてもらえるような内容でお話をしています。

糖尿病喫茶

入院患者さんや外来患者さんを対象に、毎月第1水曜日の13時に開催しています。糖尿病について楽しく学んでもらえるように、工夫をこらしています。また無糖のコーヒーや飴などを用意し、お待ちしています。参加ご希望の方は主治医または、栄養科までご連絡ください。
※新型コロナウイルス感染症の流行のために、こちらの取り組みについては一時中断しております。

糖尿病デーベント

毎年11月の世界糖尿病デーにあわせて、院内でイベントを開催しております。糖尿病に対する啓発活動をメインに、血糖測定や血管年齢の測定、運動の指導などブース形式で行っています。

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