チーム医療とは

病院では医師、看護師をはじめとした様々なメディカルスタッフ(医療従事者)が勤務しています。チーム医療はスタッフそれぞれが互いを尊重し、各自の専門性を活かして、一つのチームとして連携し、患者さんの治療やケアにあたることです。
当院では多職種で構成される医療チームを立ち上げています。各チームは院内を回診し、医療の質向上や患者さんへのよりよい医療の提供を目指し活動しています。

認定看護師の紹介

当院の医療チーム

褥瘡対策チーム(褥瘡対策委員会)

褥瘡とはいわゆる「床ずれ」のことです。同じ部位が圧迫され皮膚の血流が悪くなることで発生します。褥瘡の治療は、傷の治療のみならず基礎疾患や日常生活の活動姓、栄養状態など多方面からの治療が必要となるため、チームでの活動が必要となります。

主な活動

褥瘡ラウンド、足回診、症例検討、研修会の開催、褥瘡に関する情報発信

構成メンバー

医師 4名
皮膚・排泄ケア認定看護師 2名
看護師 10名
薬剤師 1名
管理栄養士 1名
理学療法士 2名

ICT(感染対策チーム)

院内感染防止策は感染防止対策のチーム活動と医療機関同士の連携や相互評価を行う事が求められます。ICTは院内のみならず南丹医療圏の感染対策を推進しています。

主な活動

院内ラウンド、地域の医療機関との合同カンファレンス、感染対策サーベイランス、抗菌薬適正使用の推進、研修会の開催

構成メンバー

医師 5名
感染管理認定看護師 1名
薬剤師 1名
臨床検査技師 2名

RST(呼吸サポートチーム)

RSTは人工呼吸器を装着されている患者さんを中心に、NPPV・NHFといった呼吸療法もサポートし、安全使用や早期離脱・VAP予防といった質の高い呼吸ケアの提供を目的に活動しています。

主な活動

院内回診、カンファレンスの開催、院内研修会の開催

構成メンバー

医師 1名
クリティカルケア認定看護師 1名
看護師 2名
臨床工学技士 10名
理学療法士 4名
歯科衛生士 1名

排尿ケアチーム

病気の治療のための「尿道カテーテル」の挿入により排尿機能が低下が発生することがあります。排尿ケアチームは排尿機能を評価し、患者さんにあった排尿ケアを提供することで尿道カテーテル抜去後の自立した排尿が可能となるよう指導を行っています。

主な活動

排尿ケアラウンド、排尿機能の評価、院内研修会の開催

構成メンバー

医師 1名
皮膚・排泄ケア認定看護師 1名
理学療法士 2名
作業療法士 1名

緩和ケアチーム

緩和ケアチームは患者さんやご家族の様々な場面で起こる心や身体のケアを行っています。病気を抱える患者さんやそのご家族の生活の質を向上させ、その人らしい生活を送ることを支援しています。

主な活動

緩和ケアラウンド、緩和ケア外来、緩和ケア研究会・研修会の開催、緩和ケア講演会開催

構成メンバー

医師 3名
歯科医師 1名
緩和ケア認定看護師 1名
がん化学療法看護認定看護師 1名
薬剤師 2名
看護師 1名
臨床心理師 1名

NST(栄養サポートチーム)

栄養管理は患者さんの症状や病態にあわせて、行う必要があります。
スタッフそれぞれの専門性を活かした栄養面からのサポートを行い、患者さんの栄養状態の改善を目指しています。

主な活動

院内ラウンド、症例カンファレンス、栄養管理に関連する情報発信、院内研修会の開催

構成メンバー

医師 2名
看護師 2名
管理栄養士 2名
薬剤師 2名
言語聴覚士 2名
歯科衛生士 1名

認知症ケア・せん妄サポートチーム

認知症の周辺症状やせん妄の予防・改善に取り組むチームです。
認知症により治療への悪影響が見込まれる患者に対し、専門知識を有する多職種が適切に介入することで悪化を予防し、治療を円滑に受けることができるようサポートしています。

主な活動

カンファレンス、病棟ラウンド、研修会の開催

構成メンバー

医師(脳神経内科医、精神科医) 2名
認知症看護特定認定看護師 1名
社会福祉士 1名
作業療法士 1名
公認心理師 1名

DMAT(災害派遣医療チーム)

広域災害医療/DMATについて

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